てくてく散歩道

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カテゴリ:本・DVD( 5 )

ミレニアム

話題の三部作をようやく読み終えました。
めちゃくちゃ面白い~~~!!

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『ミレニアム』シリーズの
・ドラゴン・タトゥーの女
・火と戯れる女
・眠れる女と狂卓の騎士
(スティーグ・ラーソン作、早川書房発行)

全て上下巻になっているので、全部で6冊。
スウェーデン発の世界的ベストセラーミステリーです。

デビッド・フィンチャー監督によってハリウッド版にリメイクされた『ドラゴン・タトゥーの女』のCMが気になっていましたが、残念ながら観られないままに映画の公開が終わってしまって。
原作本のネットでの評価が全体的に高かったので、大人買いして読み始めてみると、最初の内はそれほど話に入り込めずに挫折気味。^^;
まず、スウェーデンが舞台ということで、人名がやたら長くて難しいし、地名にも馴染みがなくて覚えきれず。
そして登場人物がとにかく多いので、しょっちゅう登場人物一覧を確認しないと関係が分からず・・・。
通勤電車で読んでいて、「こりゃあ失敗したかな」と途中で諦めかけましたが、『ドラゴン~』の上巻の半分を過ぎたあたりからようやく本の世界に入っていけるようになりました。
『火と戯れる女』『眠れる女~』は最初から面白くて、ついつい夜更かしして読むことも・・・。
一冊あたりのボリュームが結構あるので、活字から遠ざかっていてリハビリを終えたばかりの身には、なかなか高いハードルだったわ・・・。(´∀`;)

主人公は、「無能力者」と見なされ後見人制度のもとに身を置きながらも、実は超一流のリサーチ能力を有するリスベットと、雑誌「ミレニアム」の発行責任者兼記者であるミカエル。

『ドラゴン~』では、金融スキャンダルの失敗報道により有罪判決を受け窮地に立たされたミカエルが、ある富豪の依頼で40年前に起こった少女失踪事件の調査を始めることから物語が始まります。
映画のキャッチコピーにもありましたが、「誰がハリエットを殺したのか?」というアレですね。^^
その調査過程でリスベットの協力を得ることになり、リスベットの調査能力とミカエルの推理力を駆使して40年前の謎に挑む・・・という、密室(孤島)殺人、大企業一族のドロドロ人間関係、暗号解読、見立て殺人など、ミステリーの王道要素が随所に散りばめられた作品です。

『火と戯れる女』は、主人公や主要登場人物は同じですが、『ドラゴン~』とは全く別の作品。
『ドラゴン~』事件後、ミカエルとの関係を絶っていたリスベットが「ミレニアム」関係者が殺された殺人事件の容疑者として手配され、忽然と姿を消してしまいます。
真犯人は誰なのか?リスベットは何故どこに消えたのか?
彼女の無実を信じるミカエルは事件の真相を探るべく独自の調査を開始しますが、その過程で見えてくる国家的陰謀とリスベットの暗い過去。
事件を捜査する警察・検察内部の描き方も面白いし、アクションシーンも満載、次々と明らかになる事実にもびっくりで、こちらはあっという間に読み進められました。

『眠れる女~』は、『火と戯れる女』の続編。
殺人事件の容疑者とされているリスベットの無実を、ミカエルを始めとする「ミレニアム」支持者が如何にして証明するのか・・・。
一方、「ミレニアム」の動きを阻止し、彼女を再び「無能力者」として封印しようとするスパイの暗躍。
いくつもの思惑が交差して、場面展開が早く、多方面から描かれる登場人物の動きが何ともスリリング!
法廷での対決シーンや黒幕が一斉に逮捕されるシーンなど、ラスト近くの『遠山の金さん』ばりな勧善懲悪的展開は、うまく行き過ぎな感が否めませんが読んでいてスカッとします(笑)。

この作品の一番の魅力は、何といってもリスベットのぶっ飛んだキャラクター設定。
超が付くほど非社交的で、自分の身は自分で守る精神の持ち主で、敵は徹底的に叩きのめして、そして凄腕のリサーチャーで・・・、最初はその強烈すぎるキャラクターが、『ミレニアム』に入り込めない一因でもありましたが、読み進めるうちにリスベットの魅力にどっぷり惚れ込んでしまいました。
そして、高福祉国家のイメージが強いスウェーデンの闇の部分(女性への暴力、差別など)が三部作の全ての根底にあるのもすごいなぁと。
実際、読むのが辛いような暴力的なシーンもいくつかあって、でもそれが『ミレニアム』の世界観を明確にしている要素でもあり。
とにかく、リスベットは強い、戦う女なのです。

『ミレニアム』シリーズ、本当は十作分ほどの構想があったそうですが、作者スティ-グ・ラーソンの急逝により三部作となってしまっています。
伏線っぽい描写もたくさんあるので、続きが読めないのがとっても残念・・・。(´・ω・`)
再読して、映画のDVDを借りて、もう少し『ミレニアム』に浸りたいと思います。

◇ ◇ ◇

息子の熱、36度台まで下がって順調に回復しています。
この調子でいくと、明日か明後日には保育園に行けるかな~♪
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by ojaru_715 | 2012-06-25 11:30 | 本・DVD

ブラック・スワン

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遅ればせながら、DVDを借りて「ブラック・スワン」を鑑賞しました。
この作品でナタリー・ポートマンがアカデミー賞の主演女優賞を獲ったのは、去年の話。
ず~っと気になっていたのに借りていなくて、そうこうしているうちに今年のアカデミー賞も終わったし・・・で、何だか周回遅れな気がしてしまいます。^^;

朝早く起きて一人で観たんですが、それが成功だったのか失敗だったのか・・・。
とにかくこの作品、怖い!怖すぎる!!
内気で真面目なバレエダンサー・ニナ(ナタリー・ポートマン)が、「白鳥の湖」の黒鳥を演じることによって、精神的に追い詰められ壊れていく様が描かれていますが、随所に出てくる身体的プチ痛みが怖いし、親子の関係も怖い、そしてだんだんぶっ壊れていくニナが見る光景が現実なのか幻影なのかの曖昧さも怖い・・・。
あからさまに痛い!グロい!というような場面ではなくて、ちょっと痛そう・・・とか、ちょっと気持ち悪い・・・とかのほうがひしひしと恐怖が染みるというか・・・。
まぁ、もともとホラー系やサスペンス系を好まないので、かなりの小心者ではありますが。^^;

でも、観終わった後には不思議な爽快感。
最後のシーン、多分観る人によって捉え方が違うと思うんですけれど、私はニナに「これから先」があるように思いました。
母からの自立、そして過去の自分からの脱却。
成功したいという欲望や、妬みや猜疑心、親への反発、甘え・・・そういった負の感情を乗り越えて、役以上の何かを掴んだのではないかと。

単純におもしろいわけじゃなくて、恐怖も感動もしみじみくる・・・。
久しぶりに“当たった”映画でした。^^
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by ojaru_715 | 2012-03-07 13:28 | 本・DVD

永遠の0

この時期になると読み返す本があります。

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『永遠の0』  百田尚樹著 (講談社)

0とは、零戦のゼロ。
第二次世界大戦の零戦パイロットのお話です。

・・・といっても、物語の始まりは現代。
終戦間際に特攻作戦で亡くなった零戦パイロット・宮部久蔵の生涯について、彼の孫にあたる姉弟が調査を始めます。
さまざまな関係者によって語られる、宮部久蔵の人物像。
「海軍航空隊一の臆病者」、「優秀なパイロット」、「勇敢で恐れを知らない戦闘機乗り」・・・。
宮部久蔵とは、どのような男だったのか?
「妻のために死にたくない、必ず生きて帰る」―――そう語った男が、なぜ特攻で命を落としたのか?
第二次世界大戦の史実を織り交ぜながら、宮部の死に関する謎が少しずつ明らかになっていきます。
戦争とは、家族とは、愛国心とは、運命とは・・・、そして姉弟が辿り着く衝撃の真実とは。

私がこの本に巡り合ったのは、2年前の夏。
近所の本屋さんで平積みにされていて、「戦争を知らないあなたに・・・」「絶対泣けます」というPOPと、サイン本であることに惹かれて偶然手に取りました。
戦争関係の本は今までまったく縁がなく、どんなもんかなーと軽い気持ちで読んでみたら・・・大失敗。
通勤電車の中で涙が止まらなくなってしまったのです。
後にも先にも、一番泣いた作品かも・・・。
それ以来、この本を読むときは必ず家で。
何度読み返しても、本当に素晴らしい作品です。
戦争で亡くなった方たちの想いに寄り添って描かれていると思います。
現代の平和な日本に生まれたことを感謝するとともに、もっともっと良い国にするよう努力しないといけないとも思います。
夫にも薦めたところ、普段あまり読書をしない夫も「これは良かった!」と一気に読んでいました^^。

ちなみに、この本の作者の百田尚樹さんは、関西では有名な深夜バラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』の放送作家さん。
昨年映画化された『ボックス!』(高校ボクシング部を描いた青春小説)も百田さんの作品なので、ぜひともこの『永遠の0』も映画化してもらいたいものです。
話が大きすぎて難しいかもしれないけれど・・・。
もう一つちなみにいうと、私の中での宮部久蔵のイメージは、堺雅人さん。
年齢的にはちょっと合わないんですけれどね^^;。

<追記>
映画化に期待していましたが、東宝配給で映画化決定ですね!!
監督は『ALWAYS』の山崎貴監督、主演(宮部久蔵役)は岡田准一さん。
ちょっと宮部のイメージと違いますが、某アクション映画でストイックに役作りに徹されたという話も聞くし、良い意味で裏切られたいな~と。
2013年公開ということで、楽しみです♪
公式HPはコチラ
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by ojaru_715 | 2011-07-31 15:12 | 本・DVD

ダーリンは外国人

一日中雨、しかも夫は仕事。
息子と二人、整骨院とスーパーへ買い物に行った以外は今日も家でごろごろ。

宅配レンタルで借りていたものの、なかなか観れていなかったDVDをようやく鑑賞。

『ダーリンは外国人』

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井上真央ちゃんがとにかく可愛い!!
昔、花王愛の劇場でやっていた『キッズウォー』の頃から見ているけれど、本当に美人さんに成長したなぁ・・・。
ついつい、親戚のおばちゃんのような目で見てしまいます。

「他者を認め受け入れることの大切さ」が主題のストーリー自体はベタですが、真央ちゃんが可愛いし、アメリカ人の旦那さまもキュートで素敵だし、その他キャストも皆いい味を出していて、良い意味で安心感のある映画(笑)。
今日みたいな雨の日に一人で観るには、ほっこりできてとても良かったです。

あと、二人が住む家のインテリアもとても素敵。
ああいう風に、色々置いてあるんだけど統一感があって落ち着く感じ・・・にとても憧れます。

寝返りの練習中。
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少し遠い位置にお気に入りのおもちゃを置くと、体をねじって取ろうとはするのですが、コロンと寝返るにはあと一歩及ばず・・・。
「あとちょっと!あとちょっと!」と野球のようなエール。
がんばれ~~~。
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by ojaru_715 | 2011-05-28 18:20 | 本・DVD

生まれてバンザイ

注文していた本が届きました。

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『生まれてバンザイ』   俵万智著 (童話屋)

ベストセラーの『サラダ記念日』で有名な俵万智さんが母となり、出産・育児の中で詠んだ短歌を集めた歌集。
『赤ちゃんとママ』という月刊誌で紹介されていて気になったので、購入してみました。

ゆっくり味わって読みたいところですが、残念ながらそうはいかず、息子が抱っこ紐の中で眠っている間を利用してゆらゆらと立ち読み。

どの歌にも息子さんに対する深い愛情と喜びが詰まっていて、とても共感できました。
特に表題にもなっている
      バンザイの姿勢で眠りいる吾子よそうだバンザイ生まれてバンザイ

      葉桜のみどりにすいと手を伸ばす坊やいつまで私の坊や
がお気に入り。

子育てって考えてた以上に大変で、息子の泣き声に追われていると、正直しんどいと思うときもあります。
でも、こうして息子が全身全霊で私を必要としてくれて、私の腕の中だけに閉じ込めておける時期って、人生でほんの一瞬だけ。
そう思うと、用事をする間少し放っておいただけで火のついたように泣く息子も愛おしい。
あっという間に、私を放って一人で歩き出すようになるんだろうなぁ・・・。

そんな幸せな気分の中、乳児虐待死のニュース。
たった3ヶ月の子が、たくさん痛い目に遭わされて亡くなるなんて・・・。
辛過ぎます。
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by ojaru_715 | 2011-05-15 21:31 | 本・DVD